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講義名 分子生物学
講義区分 講義
基準単位数 2
履修年次 1年 前期
受講対象 生産環境経営学部
授業時間 木曜日2時限
教室 A204

担当教員
氏名
◎ 丹羽 康夫

オフィスアワー 随時受け付ける、ただし事前にメール連絡
メールアドレス niwa.yasuo@spua.ac.jp
授業概要 20世紀中頃に生物の遺伝情報をコードするDNAの構造が解明され、21世紀に入ると農林業で扱う生物のゲノム情報の解明も進み、生物の様々な現象が分子レベルで明らかにされるようになった。遺伝子組換えやゲノム編集食品といったバイオテクノロジーの理解に必須の基礎知識となった分子生物学について学ぶ。
授業計画・内容
第1回
内容
分子生物学を学ぶ前に    分子生物学を理解するための基礎知識
第2回
内容
生物と細胞         生物の基本概念と基本構造
第3回
内容
核酸:DNAとRNA    DNAと遺伝子、その伝達と発現
第4回
内容
アミノ酸とタンパク質    タンパク質と酵素
第5回
内容
DNA複製         DNA複製のしくみ、DNA損傷と修復
第6回
内容
DNAの組換え       有性生殖と個体の遺伝
第7回
内容
RNAの合成および加工   転写のしくみと転写後の修飾
第8回
内容
タンパク質の合成:翻訳   翻訳のしくみ
第9回
内容
細菌の分子遺伝学      原核生物の遺伝子と特徴的な構造
第10回
内容
バイオテクノロジー     核酸の操作と計測、遺伝子導入技術
第11回
内容
染色体とクロマチン     真核細胞の構造
第12回
内容
真核生物のゲノム生物学   ゲノムと進化
第13回
内容
分子生物学が関わる技術   バイオテクノロジー
授業目的・到達目標 <目的>
細胞をベースにDNA、遺伝子、ゲノム、タンパク質の構造や機能を理解し、生命現象を分子レベルで考察するために必要な知識を修得する。
<目標>
①生命活動に必要な分子の構造と機能を理解し説明できる
②遺伝情報の流れを理解し説明できる
③分子生物学が関わる技術について理解し説明できる
キーワード 遺伝情報・核酸・タンパク質・ゲノム・遺伝子組換え・バイオテクノロジー
教科書 理系総合のための生命科学 第5版/東京大学生命科学教科書編集委員会/羊土社、
参考書 基礎分子生物学 (第4版)/田村隆明ら/東京化学同人、史上最強図解 これならわかる!分子生物学/渡邊 利雄/ナツメ社、マンガでわかる分子生物学/武村政春ら/オーム社
評価方法 試験(100%)
関連科目 生命科学
履修要件 特になし
備考 生命科学と同じ教科書で補完的に授業を行う、5回目と10回目の授業後にレポートを課す。